先日、腹腔鏡手術で子宮筋腫を摘出した41歳です。
2023年6月中旬に月経の超大量出血と激痛があり、病院受診の12日後に手術が決定。
7月上旬に腹腔鏡で子宮筋腫を摘出する手術をしました。(詳しい経緯はこの記事)
突然の手術決定に、いったいどんな検査があるのかわからない状態。
この記事では、腹腔鏡で子宮筋腫摘出手術を受けるにあたって、入院前に受けた検査について記載しています。
※病院によって検査内容は異なります。参考として捉えていただけると幸いです。
私の日記をのぞき見しているような気持ちで読んでくださいね。
また、大の注射嫌いの私がどうやって採血を乗り越えているのか克服方法もお伝えします!
【私について】
2023年7月に子宮筋腫摘出手術済
・41歳
・独身(バツイチ・子なし)
・彼氏無し
・一人暮らし
・子宮筋腫6cm
・ミレーナ挿入済み
・注射が大嫌い
子宮筋腫摘出手術前に行った検査
- 約20分MRI
- 約5分尿検査
- 約10分採血
- 約10分心電図
- 約10分レントゲン
受診した日のうちに、手術を決めて入院前に必要な検査を受けました。
手術の12日前に受けた検査の内容です。
検査自体の所要時間は短いですが、各検査の待ち時間と先生の診断の待ち時間も長かったです。
朝9時30分に病院に着き、診断と検査が全て終わって病院を出たのは15時過ぎでした。
5時間半病院にいました。。。
手術を受けることは決めたものの、子宮全摘出or子宮筋腫どちらにするかは決まっていませんでした。(▶子宮全摘出or子宮筋腫摘出の迷いと決断&私の考え方)
検査内容は、子宮全摘出でも子宮筋腫のみ摘出でも変わらないようでした。
入院の4日前に、最終回答(子宮筋腫のみ摘出)をしています。
その際に、今回の検査の結果も聞きましたが、問題なく手術可能とのことでした。
入院4日前の通院時は、検査結果を聞いたのと入院の手続きのみでした。
MRI
手術の判断材料として、まずはMRI検査を命じられました。
MRIはタトゥーやアートメイクが入っているとNGなので、タトゥーが入っていないか問われました。
MRIは強力な磁場を使用しているため、タトゥーやアートメイクのインクに金属粒子が含まれている場合があるので、MRIに影響があります。
マグネットネイルもNGです!
前にマグネットネイルをしていたことがあります!
手術を検討していて病院受診をする人は、マグネットネイルを避けると良いでしょう。
ちなみに、Twitterやブログで意味不明なデジタルタトゥーは多数刻んでいますが、体にタトゥーは入っていません。
\デジタルタトゥーの一例/
スマホを防水ケースに入れてお風呂で犬神家ショットに挑戦してるんだけど、だいぶ厳しい
— キベ♀️|ブロガーとしては男・女・オカマ (@KibeMansion) December 13, 2021
水中から足二本出して自分でシャッターも押すとか無理ゲーじゃん
見栄えがいいものじゃないのでモザイクかけておきます。
あれ?これNFTで売れないかな? pic.twitter.com/SsFYlidKjY
私の場合は、急遽MRIを受けることになりましたが(参考記事)、予約制の病院が多いかと思います。
MRIには注意事項がいくつかありますが、通常は予約時に注意事項を説明してもらえます。
MRIの注意事項例
コンタクトは外す、増毛パウダーNG…等
MRIは1年ちょっとぶり。
前回は、特に好きなわけでもないディスニーシーへ1人で行き、大人気アトラクション「ソアリン」に乗って興奮して脳の血管をおかしくしたときぶりです。
検査前には着替えを命じられ、ブラジャーも外し検査着に着替えました。
MRIの所要時間は約20分でした。
MRI特有の謎の音を体感しながらひたすら横たわっているのみ。
MRI開始直後と終了間際に、息を吸って止める・吐く動作の指示がありました。
閉所恐怖症ではありませんが、狭い筒内に体が入っているのは気分が良いものではありません。
しかし、目をつぶってリゾート地にいるを妄想していれば気が紛れます。
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」にMRIの真似で出場する気持ちで音を聞いていたらあっという間!
独特の音を覚えるのに時間が足りないぐらいです。
検尿
病院内の食堂で昼食を済ませてトイレに行った後で、検尿を命じられました。
検尿があるとは予想しておらず、焦りましたが何とか尿を絞り出すことができました。
おしっこが出にくい人はあらかじめ検尿があるか聞いておくとトイレのタイミングを計りやすいです!
検尿カップを見ると思い出すエピソードがあります!
以前、大人数で花見をする際に紙コップに名前を書くシーンがありました。
あんまり好きじゃない人のぶんも書いてあげたのですが、検尿カップに見立てて「検尿 〇〇〇〇様 〇〇歳」と記し、25cc・50cc…と目盛りも書いて渡してあげたところ、怒られたことがあります。
検尿の度に思い出すけど、機会があればまたやってみようと思います!
\検尿カップはAmazonでも購入可能です!/
採血
続いて採血です。
私は注射が大の苦手です。
採血するとなると過度の緊張状態になるせいか、必ず血圧が上がるぐらい苦手です。
採血前の血圧測定は毎回高い数値になるので、事情を説明し採血後に改めて血圧を測ってもらうようにしています。
採血後に計測すると正常値になります。
問診後にMRIと採血1本(貧血チェック)を採り、その後再度先生の診察タイムがありました。
MRIの結果を見て、手術が確定。
手術日が近い事もあり、必要な検査を一気に受けて帰ることになりました。
よって、採血は1本+6本で2回に分けて計7本を採っています。
先生からはどのくらいの採血量か聞いていませんでした。
1本はHIV検査用で、HIV検査についての同意書の記載をしました。
病院によって異なると思いますが、私が手術を受けた病院は手術前はHIV検査を受けてもらうようにしている病院でした。
採血直前にラベルの氏名確認をするため、沢山のスピッツ(試験管)を見せられてビックリ。
注射嫌いの私は思わず看護師さんに…
あ~これ、ちょっと量が多すぎますね。
何本か他の方のぶんが紛れていると思います!
謎の主張も虚しく、6本全てに自分の名前がしっかり印字されていました…。
手術前の検査となると量が多いのだとか。
「みんな7本ですよ」と言われてしまいました。
注射が大の苦手の私。(しつこい)
以前は、採血をされると体に力が入らなくなるためベッドに横になり採血をしていました。
しかし、血液ビックリ人間説の際に毎月採血をされたので多少慣れが生じました。
毎度靴を脱いでベッドに横たわるのも面倒。
座ったままだとサクッと終れるので、慣れてきたころに座って採血したところできました!
以降は座って採血をするようになりました。
しかし今回は6本という本数に怯え、看護師さんと相談のうえでベッドで横になって採血することにしました。
注射が苦手な人は、遠慮なくベッドでの採血を選択しましょう!
看護師さんも慣れたもの。
苦手な場合は遠慮なく言って欲しいとおっしゃってました。
これ他の病院でも毎回言われます!
結果、横になっての採血で大正解でした!
やはりちょっと長いなと感じ、途中でソワソワしてきたのでベッドでの採血を選択して正解でした。
採血嫌い克服方法
採血苦手民の私の対処方法は下記です。
・手術の方が大変!と思う
・日常生活で足の小指をタンスの角にぶつけた方がよっぽど痛いと思い返す
・全然違う事を考える(脳内で歌うことも有効)
・看護師さんと会話する
痛みの観点で考えると、採血(注射全般)そこまで痛いわけではないのです。
日常生活で足の小指をタンスの角にぶつけた方がよっぽど痛いです。
手術日には、手術用の太めの針の点滴を打たれましたが、そんなに痛くなかったです。
「太いから痛いかもしれないです。」と言われましたが、足の小指をタンスの角にぶつけた方が何百倍も痛いです。
注射は痛いから苦手なのではなく、液体が通る穴が空いた針を血管に通されるメカニズムが嫌いです。
意識を注射から遠ざけることも有効手段!
看護師さんに注射が苦手なことを告げて、採血中は看護師さんに積極的に話しかけます。
「採血は刺されているのを見る人と見ない人どちらが多いですか?」とか「お昼ご飯何食べたんですか?」とか質問し、とにかく気を紛らわせます。
今回は、婦人系の手術をしたことがある看護師さんだったので、「麻酔から覚めた後はどんな感じでしたか?」など質問させてもらいました。
話しかけにくい雰囲気の看護師さんの場合は、なるべく違う事を考え続けて意識を紛らわせます。
このとき、極力考えても無駄なことを考えてみましょう。
・『玉虫色』の色を言語化
・新しいおにぎりの具
・ミスチルの桜井さん以外の名前を思い出す
・ロボットの恋愛ドラマ(不倫系)のストーリーを捻り出す
・自分がバナナだったらどんな悩みがあるか考える
「自分がバナナだったら」の悩みが特におすすめ。
暑いと結構体臭がキツくなるんだよな~
すぐシミができちゃう…
正直、東京ばな奈はライバル
とか考えているうちに採血、終わってます。
心電図
着替えはなく、トップスとブラジャーをめくりベッドで横になりました。
吸盤を数か所にペタペタ貼られて、ぼーっと寝ているだけ。
すぐに終わりました。
レントゲン
胸部のレントゲン撮影がありました。
ブラジャー含め上半身全て脱ぎます。
心電図の時は、着替えはなく服を着たまま上半身を見せる必要がありました。
検査の日は、上下分かれている洋服かつ着脱しやすい服がおすすめです。
ワンピースは避けた方が良いでしょう。
お会計金額
こんなに検査して、お会計はいくらぐらいになるのだろう?と不安でした。
特にMRIを撮ると高額になる印象です。
結局この日のお会計は…
健康保険適用で、自己負担額12,710円でした。
脳神経外科で頭のMRIを撮った時は8,860円でした。
そう考えると思ったより高額ではない印象です。
手術までの薬 レルミナ
子宮筋腫界でおなじみの薬、レルミナが10日分処方されました。
レルミナは子宮筋腫の過多月経や腹痛、貧血、子宮内膜症の疼通に効果がある薬です。
女性ホルモンの分泌を抑えて疑似的に閉経のような状態になります。
よって、更年期症状(ほてり・頭痛・発汗など)が現れることがあるとされています。
お高い薬とは聞いていたけれど、調剤薬局での支払い3,500円!
手術までの間、大量出血に怯えることなく過ごせるのはありがたいです。
この薬の副作用がツライという声もよく見かけるのですが、私の場合特に副作用はありませんでした。
10日間きちんと指定通り飲み続けましたが、異変なし!
まとめ
意外なことに、婦人科特有のあの内診台に座り膣に器具を入れて見られるエコーの検査はありませんでした。
私の場合は、前に通っていた病院から紹介状を発行してもらっていたので、直近のエコー画像が紹介状に添付されていたからかもしれません。
通常はエコーで筋腫のサイズを計ったり、位置等を確認されるかと思います。
身長や体重は入院初日の検査でした。(問診表には身長・体重を記載しています。)
コロナの検査も入院初日に行われました。
5類感染症移行後だったので検査は実費でした。
手術をするからといって、日頃馴染みのない特別な検査があるわけではなく、MRI以外は健康診断で受けたことがある内容の検査でした。
とっても痛い検査なんてないので、安心してくださいね!
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