おはようございます!こんにちは!こんばんは!ICL手術をした101号室の佐藤(38歳)です。
レーシック手術を検討する際に、沢山・いっぱい・徹底的に・全力で、レーシックについて調べていたら、手術前の現時点の目で全く想像もしていなかった目の危機が発覚しました。
もっと早く知りたかった・・・
誰の目にもある「角膜内皮細胞」は加齢と共に減ってゆく一方で増える事は無いのです。
コンタクトをしているとどんどん細胞が死んでいきます。
「角膜内皮細胞」の量によってレーシック、ICLができない場合もあります。
この記事を読み終えた頃には、もっと目を大切にしようと心の底から思っているはずです。
コンタクト長期使用で細胞の死滅が進行?!
目には「角膜内皮細胞」というものがありこの細胞は加齢と共に減り続けます。加齢のほかに、外傷でも減ってしまうことがあります。
また、コンタクトしていると目の上をレンズで覆っていることから酸素不足に陥りやすくなり、角膜内皮細胞が死滅するリスクが高まります。
角膜内皮細胞は、角膜の一番内側にある細胞で、生成されたり増えることはありません。
儚い…弱く儚い細胞たち!
細胞の形は六角形で、並んで敷き詰められています。
一度ダメージを受けた細胞は再生せず死滅し、一個ずつ周囲の細胞が面積を広げて補います。
あまりに死滅が進行してしまうと角膜移植が必要になるようです。
コンタクトレンズ装着時は角膜が酸素不足になるので、装着時間は短ければ短いほど目には優しいです。
酸素透過率が高いコンタクトレンズの方が目にいいと言われているのは、目に酸素が届きやすいからなのですね。
めんどくさい!今日はいいや!なーんてコンタクトをしたまま寝てしまうことがある人!
寝ている間に細胞が死滅していきますよ!!コンタクトは必ず外してから寝ましょう。
上記の通り、コンタクトレンズにはリスクがあるので裸眼に越したことはないです。
でも眼鏡の自分が大嫌いだった私は常に眼鏡なんて無理でした。
コンタクトレンズをする時間は必要最低限にして、なるべく酸素透過率が高いコンタクトレンズを選ぶ、など極力目に負担を掛けないようにしましょう。
角膜内皮細胞の数
年齢ごとに細胞数(1mm平方あたり)の目安の数があります。
主に眼科のサイトに記載されていることが多いですが数値はサイトによって多少差があるので、ここには載せません。
上記のワードで検索すると、年代ごとの目安の数値が書かれたサイトがヒットします。
検索ついでに「角膜内皮細胞」で画像検索すると軽めに鳥肌立てます!
ちょっと気持ち悪い画像出てきます。
“イクラを変形させて沢山並べて、遺影風に白黒にしたぜ!”といった感じです。
自分の角膜内皮細胞の数は、レーシック前の検査で測定すると思うので、検査時に聞いてみましょう。
私が行ったクリニックでは特に説明はされず、「それは何ですか?」と聞いたら教えてくれました。
私は年代の平均値より低い数値でした。
左:2,710 右:2,400
コンタクトを問題なく使えていても、角膜内皮細胞は減少していっているはずです。
目にトラブルを感じていなくても驚くほど細胞が減少している可能性があります。
こればっかりは過信せずに目の検査時に実際の数値を確かめましょう。
コンタクトはできるだけ装用しないに越したことはないです。
減り続ける二度と再生しない大事な細胞。
もっと知名度上がるといいのに!再生しない細胞だと知っていたらもっと気を付けていたと思います。
今、自分の身体の中で一番の推しメン(細胞)は角膜内皮細胞です。
ちなみに角膜内皮細胞が少なすぎるとレーシックは受けられません。
コンタクト生活で細胞にダメージを受けまくる前に手術をする、という選択もアリだと思います。
何度も言いますがこの細胞は再生しません!
目の状態によってはレーシック禁止!
色々と調べる前は、目とお金さえあればレーシックができると思っていました。前述の通り角膜内皮細胞が少ないとできない他にも、レーシックには条件がありました。
角膜の形状
レーシック前の検査では、角膜形状解析検査というものが行われます。
目の画像が赤、緑、黄色、青、といったサーモグラフィーのような色で出てきます。
ちなみに・・・
私この検査でレーシックNGとなりました。
角膜の形状がレーシック不適応とのことでした。ICLは可能とのこと。
レーシックとICLで激しく迷っていたのでICL一択になったことは逆に良かったのかもしれません。
検査結果の写真を見せてもらって、NGの理由を聞きました正直よく覚えていません。(ちゃんと聞け)
“どんな形状”だったからNGというのがあいまいです。
皆さんはちゃんとクリニックの方のお話を聞きましょう!
レーシックの適応年齢
※目の状態は人それぞれなので目安として捉えてください。
レーシックもICLも年齢に関しての条件はほぼ同じのクリニックが多いようです。
・18歳以上
日本眼科学会の「屈折矯正手術ガイドライン」では18歳以上からとされています。
クリニックによっては20歳以上としているところなど様々なので、自分が検討しているクリニックに確認しましょう。
20歳になるまでは眼軸というものが成長している可能性があるようです。
・40~45歳くらいまで
40歳以降になると、目の調整力が落ちてきます。これが俗にいう「老眼」です。
推奨年齢は40歳までとしているクリニックが多いです。
60歳近くになると白内障のリスクも上がるようです。
番外編:レーシックが出来ない人
妊娠中または授乳中の女性や重度の近視の場合、目の疾患によっては手術が受けられません。
重度の近視については次の記事で記載します!
どのクリニックでも、え?もしかして私の目のストーカーなの?!ってくらい沢山検査をされるので、しっかり検査を受けて、先生の話を聞いて判断しましょう!
減少する一方の目の細胞があると知ったところで、少しでも目をいたわっていきましょう。
目を温めるとマイボーム腺という目の油を分泌される部分のつまりが緩和されて、ドライアイに効果的です。
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しかも、レンジで何ワットで何秒温めるかすぐ忘れてしまう私の為に(←)、直接マスクに「500W 40秒 600W 30秒」と書かれています!
これ本当に便利ポイント。
そしてあずきの適度な重みがこれまた気持ちが良いのです。
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角膜内皮細胞が消滅する前にコンタクトをやめよう
「角膜内皮細胞」なんて知らずに生きてきたので、今回レーシック手術を受ける為に検査をし、初めて知りました。
再生しない細胞がコンタクトの長期装用によって減り続けていた事、平均値より少ない細胞数になってしまっていたことが非常にショックでした。
コンタクト装用だけではなく、目をこすることも細胞にとっては良くないそうなので、目をこするのもなるべくやめましょう。
私は季節の変わり目はアレルギーでとても目がかゆくなるので、目をこすってしまいがちですが細胞が死んでしまう!と思うと幾分我慢もできます。
コンタクトは目に良いことはないので、なるべく使用時間が短くなるように注意して使いましょう。
それでもやっぱり眼鏡は書けたくない!という人にはレーシックやICLがおすすめです。