スカイツリーからほど近い位置にある宿泊施設「RakutenSTAY東京浅草」
RakutenSTAYは全国にいくつか宿泊施設がありますが、数はまだまだ多くありません。
聞いたことがないなんて方も多いのではないでしょうか?
RakutenSTAYとは民泊や簡易宿所の運営を希望するオーナーに対して、楽天が「Rakuten STAY」ブランドを貸与し、楽天LIFULL STAY(民泊事業会社)が運用代行を行うサービスです。
よって、RakutenSTAYの名がついていても施設の雰囲気はそれぞれ異なります。
都内では現状、浅草が唯一のRakutenSTAY物件です。
浅草の楽天ステイはホテル以下民泊以上な感じ。
RakutenSTAY東京浅草の特徴は、無人であること!
楽天市場の公式キャラクター『お買いものパンダ』とコラボレーションした部屋がある点も大きな特徴です。
もちろん普通のお部屋もあります。(全50部屋でお買いものパンダルームは21部屋)
人気のお買いものパンダルームのレビューは見かけるけど普通の部屋の宿泊記があまりない…
この記事では、RakutenSTAY東京浅草の普通の部屋に宿泊した体験談をお届けします。
周辺のホテルより価格が少し安いぶん、アメニティが最小限に抑えられていたり、部屋が狭い点などが気になりました。
ホテルに泊まるというよりも、綺麗で安心な民泊を利用する感覚で泊まると満足度が高いです。
English version is here.
予約 |RakutenSTAY東京浅草
各種予約サイトから予約可能ですが、じゃらんやJTB、Yahoo!トラベル、るるぶ、一休などでは予約ができません。
■RakutenSTAY東京浅草を予約できるサイト
楽天ポイントを貯めている人は、 楽天トラベルから予約するのがおすすめ!
予約後
楽天トラベルで予約をしましたが、宿泊当日までメールをいくつか受信するのでどれを保存すればよいのか少し混乱しました。
結果として、2日前の案内メールを保存(★をつけたりスクショ)することを推奨します。
➡予約番号もエントランス暗証番号(客室共通)も記載されているからです。
①予約後
予約確認とチェックイン方法の案内
②予約2日前 ★保存推奨★
チェックインガイド
予約番号とエントランス暗証番号
宿泊情報入力
※宿泊情報入力のURLが記載されているので入力しておくと、当日のチェックイン操作時間を短縮できます。
入力後に届くメールにはチェックイン時に使用できるQRコードが記載されています。
(ただし、チェックイン操作時にQRコード読み込みボタンがわかりづらいので、使用しなくても大丈夫です。)
③当日
エントランスの暗証番号とチェックイン案内
予約サイトによってメールの通数が異なるかもしれないけど、予約番号と暗証番号どちらも記載されているメールを保存するといいよ!
アクセス |RakutenStay東京浅草
RakutenStay東京浅草付近の駅
・本所吾妻橋駅(都営浅草線)から徒歩3分
・とうきょうスカイツリー駅(東武伊勢崎線)から徒歩8分
・浅草駅(東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線・都営浅草線)から徒歩8分
ホテルから一番近いのは都営浅草線の本所吾妻橋駅【A3出口】です。
読み方はほんじょあづまばしえき
注意したい点がA3出口は階段。
スーツケースで階段の上り下りが大変な場合は、エレベーターがある【A5出口】を目指してください。
※A5出口横にローソンがあるので、コンビニに寄りたい人もA5出口がおすすめ。
・A3出口を出たら後ろに進みます。
・すぐ交差点(吾妻橋交番前)に出るので、左に曲がります。(信号は渡らない)
・真っすぐ進みます。(右手にスカイツリーが見えます!)
・源森橋と書かれた信号で左に曲がります。
手前から曲がっても奥から曲がっても辿り着けます。
手前から曲がった場合は、1本目の小道を右に曲がって進むと左手にホテルがあります。
奥から曲がった場合は、左手にホテルが出てきます。
あっという間にホテルに到着します。
右手にスカイツリーが見えるので、大きいなぁ凄いなぁなんて感心してたらすぐです。
ホテル周辺にはコンビニはありません。
本所吾妻橋駅付近にはミニストップとローソンがあります。
外観 |RakutenStay東京浅草
・玄関は電子キーで暗証番号入力が必要
・暗証番号は事前にメールで届く
・チェックイン時間前は開錠不可
1階にレンタルサイクルがある建物です。
マンションのような見た目です。
玄関(エントランス)に入るには、暗証番号の入力が必要です。
暗証番号は事前にメールで送られてきます。
チェックイン開始の15時前に暗証番号を入力しても入れません。
また、無人のためチェックイン時間まで荷物を預かってもらうということもできません。
ロビーのソファーで待っていようと思ったけど入れなかったよ!
ロビー|RakutenSTAY東京浅草
玄関を入って左手すぐに共用トイレがあります。
中に進むと目の前にソファーがあり、お買いものパンダが座っています!
壁や天井、あちこちにおかいものパンダがいるので見つけるのが楽しい空間です。
真っすぐ進み左手がレセプションコーナー。
チェックイン用のタブレット端末が3台あります。
チェックイン方法|RakutenSTAY東京浅草
・チェックインはタブレット操作
・タブレット端末は3台
・チェックイン15:00~/チェックアウト~10:00
チェックイン操作は15時から可能です。
時間より前だと操作を進めることができません。
帰りのチェックアウトもこの端末で行います。
タブレット端末は3台だから、4組以上だと待つことになるね。
チェックイン開始直前とチェックアウト時間は余裕を持ちたいところ
チェックイン操作の流れ
1.言語選択
2.チェックイン選択&本人確認
3.予約番号入力
4.同意事項確認
5.お客様情報確認(入力)
6.ビデオ通話
7.施設利用案内、情報確認
特に難しい操作はなく、画面の案内に従って選択・入力していきます。
予約番号は事前にメールで案内がきていたものを入力します。
お客様情報は、2日前にメール内に「宿泊者情報提出のお願い」という内容が記載されており、URLにアクセスし入力しておくことによって、チェックイン時の入力時間を短縮できます。
<メール内容抜粋>
■宿泊者情報ご提出のお願い
法律に基づき、ご宿泊者様全員の情報が必要となります。
事前にご入力いただくと、当日チェックイン時にタブレットでのご入力が不要となり、スムーズにチェックインができます。
混雑緩和のため、ご協力をよろしくお願いいたします。
以下のURLからご入力いただけます。
https://*****(URL)
入力を進めるだけと思いきや、途中でオペレーターの方に繋ぎ本人確認があります。
本人確認といっても身分証明書を提示するわけではなく、本人かどうか聞かれて答えるのみです。
オペレーターは外国人男性でした。
ちょっとカタコトだけど日本語だったよ!
15時ちょうどにチェックイン操作を開始して、3分程度で終わりました。
施設利用案内などじっくり読まなかったので早かったですが、しっかり読むともう少し時間がかかると思います。
また、口コミではオペレーターになかなか繋がらず時間を要したという内容も数件見かけました。
時間に余裕を持つことが大事です!
入室方法 |RakutenSTAY東京浅草
チェックインが終わったら、左手にあるエレベーターでお部屋に向かいます。
エレベーターは1基のみです。
部屋番号の先頭の数字が階数です。
503号室なら5階!
エレベーターは乗った側と逆側のドアが開きます。(ロビーと客室階で開く扉が逆!)
エレベーターを降りると、廊下は外に面しています。
マンションのような造りです。
RakutenSTAY東京浅草では、部屋の鍵がありません。
あらかじめメールに記載されている(チェックイン手続き時にも表示される)暗証番号を入力して部屋に入ります。
ドアについているパネルのボタンを押すと電子キーが表示されるので、暗証番号を入力。
ロックが解除されて中に入れます!
外出時に鍵やカードキーを紛失する心配がないから楽♪
室内|RakutenSTAY東京浅草
■予約した部屋
ツインルーム
禁煙/バス・トイレセパレート/15平米
※スカイツリーが見える側
今回は、ツインルーム(15㎡)を予約しました。
ツインルームは13㎡と15㎡のタイプがあり、15㎡はバス・トイレ別の部屋です。
シャワーカーテンが苦手だから、別になってるのは嬉しい!
お風呂とトイレが独立している部屋を選びたい場合は、「バス・トイレセパレート」と書かれた部屋を選びましょう。
洗面台はベッドの向かいにあります。
洗面台の隣にテレビがあります。
テレビの下のテーブルに、コーヒーメーカーと湯沸かし器、アメニティ、ティッシュがあり、下の棚にドライヤーがあります。
冷蔵庫もテレビ下にあります。
ベッド脇の窓からはスカイツリーが見えました。
とってもスカイツリーが大きい&近いので、窓枠越しには全貌を確認できませんが、寝そべったり色んな角度から窓を見ることによって全貌は確認できます!
カーテンではなく、木製で太めのブラインドでした。
RakutenSTAYの部屋タイプは5種類
🐼お買いものパンダツイン(13㎡~15㎡ )
🐼お買いものパンダダブル(12㎡)
●スタンダードツイン(13㎡・15㎡)
●スタンダードダブル(12㎡)
●スタンダードシングル(12㎡)
お風呂とトイレが別のお部屋・一緒のお部屋
スカイツリーが見えるお部屋・見えないお部屋
などバリエーションはさまざまです。
お買いものパンダルームは、室内がお買いものパンダの壁紙だったりアメニティもお買いものパンダデザイン!
玄関周り
ドア横の扉は衣類かけ。扉は全身鏡になっています。
ハンガーは4本で、靴ベラもありました。
トイレ
トイレは省スペースのためか、引き戸でした。
ウォシュレットもしっかりついているLIXIL製のトイレです。
※部屋によってはお風呂・洗面台・トイレが一体型のタイプです。
お風呂
・ボディソープ
・シャンプー
・コンディショナー
・洗面器
・バスチェア
お風呂は一般的な家庭用と同じようなタイプ。
ビジネスホテルにはなかなか置かれていない洗面器とバスチェアがありました!
ボディソープとシャンプー・コンディショナーはRakutenSTAYオリジナルデザイン。
製造元はメディカルスペース株式会社と記されていました。
聞いたことがないメーカーだなぁ
浴槽のお湯はお湯と水を足して調整するタイプ。湯加減が難しいです。
シャワーは温度の目盛りがあるタイプ。
※部屋によってはお風呂・洗面台・トイレが一体型のタイプです。
ベッド
ベッドはシングルサイズ程度のベッドが二つ並んでいました。
枕元のコンセントは1つ、USB用が1つでした。
部屋の照明のスイッチが枕元にないかわりに、USBケーブルで使用する小さな照明が置いてありました。
この照明を使うと残りはコンセント1つなので、2名で宿泊した場合は一人が枕元でスマホを充電できないことになります。
ベッド下にはスーツケースが入る空間があり、スペースを有効活用できます!
場所柄、外国人観光客利用も見越してるのか大きなスーツケースも入るサイズだったよ!
冷蔵庫
冷蔵庫はビジネスホテルによくあるタイプの小さなもの。
冷凍機能はありません。
コーヒーメーカー
UCCのDRIPPODというコーヒーメーカーです。
使い方の説明用紙もあるので、初めて使いましたが無事にコーヒーを飲むことができました!
コーヒーのカプセルは2つありました。
ツインルームなので2つあったのだと思います。
※お茶や紅茶のティーパックはありません。
パジャマ|RakutenStay東京浅草
部屋着(パジャマ)は、フリーサイズでワンピースタイプです。
身長168cmで上記の画像のような着丈です。
袖や長さは短めです。
ボタンが下のほうまでないので、かなりスカスカです。
生地も薄いので、寒さに弱い人はパジャマや中に着る物を持参すると良いでしょう。
一人ならいいけど、誰かと泊まるときはパンツが見えて恥ずかしいカモ…
アメニティと備品 |RakutenStay東京浅草
・綿棒
・紙コップ
・歯ブラシ
・ボディタオル
・除菌スプレー
アメニティは最小限です。
化粧水のセットはありません。
今回一人で宿泊しましたが、ツインルームだったせいか2セット分の用意がありました。
歯ブラシは小さな歯磨き粉付きのタイプ。
紙コップと綿棒は一人2本のようです。
ボディタオルはスポンジではなく、長いナイロン素材の物でした。
背中が洗いやすいですね。
見たことがないブランドの除菌スプレーも置いてありました。
ドライヤーはPanasonicのイオニティ(EH-NE59)です。
使い捨てスリッパも用意されていました。
デメリット
泊ってみて感じたデメリットをお伝えします!
ホテルというより民泊と考えると高評価ですが、ホテルと思って泊まると物足りなや他のビジネスホテルと劣るように感じます。
部屋が狭い
部屋が狭く感じました。
15㎡の部屋でしたが、ベッドが2つあることもあり狭く感じました。
ただ、ビジネスホテルのシングルだと13~15㎡程度が一般的なので一人で過ごすには極端に狭い!というわけでもありません。
トイレはベッドの足元のすぐの場所にあります。
2名で泊まるときは排尿・排便時の音がちょっと気になるかな?と思いました。
トイレに音姫の機能はついていません。
シャワーの水圧が弱い
部屋によって差があるかもしれませんが、503号室はシャワーの水圧が弱かったです。
おすすめ回避法は、浴槽にお湯を張っておくこと。
洗面器でお湯をすくい、頭と体にバシャバシャお湯をかけましょう!
洗面器があるからこそできる技!
快適に過ごすコツ
一般的なビジネスホテルよりアメニティが少なかったり、部屋が狭く感じました。
自分なりに編み出した快適に過ごすコツを書いておきます!
出窓のスペースを有効利用する
テレビ下のテーブルが狭いので、自分の荷物を奥スペースがあまりないです。
湯沸かし器や、コップ、リモコン等を出窓に移しておきました。
こうすることにより、テーブルに自分の荷物を広げられます。
あるもの・ないものを認識して準備する(リストあり)
ブラシやカミソリ、化粧品類などビジネスホテルによくあるアイテムはありません。
また、フロントは無人のため、充電器を貸してもらうといったこともできないです。
上記のリストを参考にしてしっかり準備をしていくと良いでしょう。
パジャマは先述の通り、丈が短めでボタン位置も高いのではだけます。
ズボンだけ持って行くのもアリです。
また、加湿器がないのでエアコンで温かくしても乾燥する可能性があるので、寒いのが苦手な方はパジャマを持参することをおすすめします!
RakutenSTAY東京浅草はこんな人におすすめ
一番のメリットは東京スカイツリーが近いことです。
スカイツリーまでは徒歩8分ですが、スカイツリー近辺の東京ミズマチというエリアには徒歩約2分で着きます。
また、眺望の観点でもホテルがスカイツリーと近すぎても全貌が綺麗に見えません。
RakutenSTAY東京浅草はスカイツリーまで徒歩8分の絶妙な距離感。
東京スカイツリーは、毎日ライティングが異なります。
粋・雅・幟・特別ライティングが日替わりで楽しむことができます♪
\1か月後まで確認可能/
浅草の有名観光地である浅草寺の雷門も徒歩約12分の距離です。
浅草エリアで観光をしたい方にはとてもオススメできる位置にあります。
また、価格を抑えたい人にもおすすめできる宿です。
いくつか周辺のホテルと比較しましたが、RakutenSTAY東京浅草は都内のわりには料金設定が安いです。
ホテルはシャワーを浴びて寝るだけという方にはちょうど良いでしょう。
部屋でホテルステイを楽しみたい!という方には向かないかもしれません。
また、敷地内は全て禁煙です。
喫煙ルームや喫煙所はないので、タバコの臭いが苦手な方も安心して過ごせます。
気になった方は是非一度泊まってみてくださいね!