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「非開示の希望に関する申出書」婚姻費用調停の書類記入方法と例文【自分で書ける】

書類αのタイトル 子宮筋腫・離婚調停
子宮筋腫・離婚調停
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婚姻費用分担請求調停を自分で申し立て弁護士なしで調停に挑み、無事離婚に至った渡部です。

渡部
渡部

弁護士費用を捻出する経済力はありませんでした。

私は法律の専門家でもなんでもない一般人の主婦でした。
誰でも理解しやすいように、婚姻費用分担請求調停の申し立てに必要な書類について、図解を交えて説明します。

この記事では、婚姻費用分担調停の「非開示の希望に関する申出書(α)の記入方法について説明していきます。(本サイトでは、わかりやすいように各必要書類にアルファベットを振って説明しています。)

調停で提出する書類は相手に開示されてしまう可能性があります。
非開示を希望する書類を提出することによって開示されることを防ぐことができます。

この記事を読めば、非開示希望の詳しい方法を知ることができます。

説明内容α

<免責>(言い訳)
当方ずぶずぶの素人、一般人であり法律家でもなければ高学歴の人間でもないので、自己解釈な面もございますので、一意見として読んでいただければ幸いです。ただ、書類に関して後日ダメ出しをくらった等のトラブルはありませんでした。

非開示の希望に関する申出書の概要

調停を申し立てる際に提出する書類は、相手方に開示されてしまう可能性があります

相手に知られたくない内容がある書類は「非開示の希望に関する申出書」に記入・捺印し、非開示を希望する書類にホッチキスでとめて提出する必要があります。

婚姻費用調停の申し立て時に提出する書類の中で、記入が必要なA~Dの書類のうち非開示の希望ができる書類は「事情説明書」(B)と「連絡先等の届出書」(C)です。

また、記入書類以外の提出書類(源泉徴収票や給与明細など)も相手に知られたくない情報があるものは、非開示の希望に関する申請書を添付して提出します。

・「申立書」は相手方にも送られる書類なの非開示の申出書は添付できません。
・「進行に関する照会回答書」は、相手に開示されない書類なので添付する必要がありません。

大事な注意点が1点あります。
この書類はあくまで非開示の希望の書類であり、必ず非開示とされる保証があるわけではないのでご注意ください。

必須の書類ではないので、相手に見られたくない書類がない場合は添付する必要はありません。

 Point 
・コピー可能
「非開示の希望に関する申出書」は、「事情説明書」と「進行に関する照会回答書」のほか、源泉徴収票や給料明細などの提出書類にも添付することができますが、複数書くのが面倒な場合は、1枚記入後にコピーして使用しても問題ありません。(※捺印前にコピーし、全ての書類に捺印)

・絶対に非開示とされる保証があるものではない
相手方(夫)から閲覧・コピーの申請が裁判所にあった場合、裁判官の判断により開示される可能性があります。非開示の申出書に記載されている理由や、開示によって円滑な話合いを妨げるおそれがないか等の事情を裁判官が考慮して判断することになります。

非開示の希望に関する申出書の書き方と記入見本

裁判所によってフォーマットが異なりますが、内容はだいたい同じです。
下記の非開示の希望に関する申出書の画像は例としてご確認ください。
非開示の希望に関する申出書

日付 

裁判所の見本にも説明書面にも指示が書かれておらず混乱する箇所です。

申立書の説明には、提出日ではなく申立書の作成日と書かれているので、たぶんこの書類も作成日(記入日)を記入すると良いのではないでしょうか。

記入した日を書いて提出しましたが、特に指摘はされませんでした。

1 別添の書類については、非開示とすることを希望します。 

この項目は、記載例でも特に〇をつける等の指示はないので、そのままでよいです。

2 非開示を希望する理由は、以下のとおりです 

事件の関係人である未成年者の利益を害するおそれがある。
当事者や第三者の私生活・業務の平穏を害するおそれがある。
当事者や第三者の私生活についての重大な秘密が明らかにされることにより,その者が社会生活を営むのに著しい支障を生じるおそれがある。
当事者や第三者の私生活についての重大な秘密が明らかにされることにより,その者の名誉を著しく害するおそれがある。
その他(具体的な理由を書いてください。)

複数回答可能な項目なので、該当する項目にチェックを入れましょう。

その他(具体的な理由)欄の記入例は以下です。

■具体的な理由の記入例①(事情説明書に添付)
相手方のDV・モラハラが原因で逃げるように家を出て、探されないよう実家に住んでいる旨伝えているので、賃貸で生活・賃料を知られることによって居住地を探される可能性があり身の危険があるため。
また『1「きっかけ」「動機」欄』を見て激昂し、嫌がらせを受ける可能性があるため。
■具体的な理由の記入例②(相手の課税証明書に添付)
相手方のDV・モラハラが原因で別居しているため、相手方の収入を証明する資料を取得したことに対して激怒し、嫌がらせを受ける可能性があるため。
■具体的な理由の記入例③(自分の給料明細に添付)
相手方が職場に乗り込んできて嫌がらせを受ける可能性があり、身の危険を感じるため。

当事者や第三者の私生活・業務の平穏を害するおそれがある。」にチェックを入れることにより、だいいたいの内容はカバーできると思うのでチェックを入れるだけでも良いかもしれません。

しかし、裁判官が開示するかしないかの判断をする際に、開示すると危険ということを少しでもわかってもらいたいので、私は具体的な理由も上記のような内容で記入しました。

該当書類に重ねてホチキスで留める

非開示を求める書類の上に重ねて、左側2か所をホチキスで留めます。

ホチキスでとめることは、裁判所の指示なので自己判断でクリップ等別のものでとめないようにしましょう。

DV・モラハラ被害者はどの書類に添付するかよく考えて!

私は、給与明細にも非開示の書類を添付して提出しました。
夫からモラハラを受けており、身の危険を感じて逃げるように別居を開始していたので、職場を知られてしまうと問題があったからです。

ただ、収入に関する資料を裁判所へ提出する必要があるので、裁判所には提出が必要でした。
よって「非開示の希望に関する申出書」を添付の上で、自分の給料明細を提出しました。

夫には弁護士がついていました。
よって、少しでも有利な情報を掴もうと裁判所に書類の開示を求める気がしたので、私は添付できる書類すべてに「非開示の希望に関する申出書」をつけて提出しました。

各書類の書き方リンク

調停時に必要なその他の必要書類の記事も参考にしてください。
▼婚姻費用調停での必要書類

下記テキストのリンク部分から、各書類の書き方の説明ページに移動できます。
A婚姻費用分担請求 申立書
B事情説明書
C連絡先等の届出書
D進行に関する照会回答書

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